現在では金融機関発行のカードを複数枚持っているのあたりまえです。かつては、銀行のキャッシュカード1枚のみという人がほとんどでしたが、今では、銀行系カードでも2,3枚。カードローンなどの金融会社発行のカードも4、5枚などという人も珍しくありません。このような人たちは、カード決済を上手に利用して、生活を楽しんでいるのです。

今、ほとんどの金融会社のカード加入手続きはネット上で簡単に出来ます。短時間で手続きができ、その日のうちに利用できるところもあります。お金を借りることが手軽に、安易に出来る時代となりました。そこで気をつけなければならないのが、返済です。

生活費などすべてをカード決済にしていたため、気がついたら収入を超える多額な返済金になっていたなどとならないようにしたいものです。カード決済の場合は、現金と違って使ったその場での負担感覚が薄くなるので、まだまだ使えるような気持ちになることがあります。さらに、使用月と返済月が最長で2ヵ月ずれることもあるので、なおさら金銭感覚が麻痺してくるのです。そこで、普段からカード決済するものと、現金決済するものときちんと使い分けしておくことが、使いすぎを防ぐのに大切なことになります。

一番いいのは、何に使ったか家計簿をつけておく事です。その月の支出と、使ったカードの返済額を記入しておくと、金銭の出入りが把握できます。カード決済は上手に使えば大変便利で、毎月決まった額の給与を、工夫次第で2倍、3倍の価値を持った使い方が出来ます。しかし、無頓着に使い過ぎれば、生活破綻を招くことにもなりかねません。

上手に使って生活を楽しみたいものです。