デビットカードは銀行口座を開設していて、一定の年齢以上の方であれば誰でも所有できる、便利なカードです。しかし、金融・カード決済のシステム上、デビットカードはクレジットカードに比べて不利な点もあるものです。メリットを最大限に活かすには、特にデビットカード特有のセキュリティ問題に対策をしておくと良いでしょう。例えば、デビットカードはクレジットカードの金融・カード決済と異なり、銀行口座と直結したサービスとなっています。

この為、万が一デビットカードを紛失した場合は、銀行口座に預けてあるお金の分だけ支払いに利用されてしまうリスクがあるものです。クレジットカードと異なり、紛失したカードを犯罪利用された場合はまず、銀行の調査が始まります。被害にあったお金が戻って来るのは、その後の事になるでしょう。対策としては、銀行側が提供しているセキュリティーシステムを活用するのが有効です。

例えば、1日に利用限度額を決めておきましょう。例えば、1日1万円分のみ使えるように設定しておけば、万が一デビットカードを悪用されたとしても、犯人はそう多くの額を一度に利用できません。カードそのものを紛失しないように、また盗難にあわないように十分気を付ける事は当然です。これに加えて、金融・カード決済のシステムを上手く活用する事で、二重のセキュリティーを確保できるでしょう。

落としたり盗まれたりする事は無いだろうと油断をしていると、いざという時に大きなトラブルになってしまう恐れもあります。セキュリティーシステムの変更はパソコンやスマートフォン等から簡単に行えます。利用限度額を必要以上の金額まで高めないように設定しましょう。普段は低額に設定しておき、高額な買い物をする際、一時的に変更しておくのも有効な方法です。

必要に応じて、こまめに変更する癖をつけておきましょう。