請求代行と決済代行、同じように感じる方も多いでしょうが、実はこれらには違いがあります。請求代行に関する業務は、請求書の発行や入金、売掛金の回収と未回収であれば催促を行う、それ以外にも保証や与信を行います。取引先が多いほど与信審査や請求書の発行、入金管理など多くの手間がかかることが通常です。そして手間が増えれば、それだけミスも多くなります。

請求代行サービスを活用することで、そのような手間やミスをなくすことが可能です。また取引先の入金が遅れていても催促も代行してもらえますし、未回収であれば保証まであるため、安心して利用できるメリットもあります。一方で決済代行の場合は、決済の代行から回収までを行います。ですから、請求代行のように請求書を発行することはありません。

決済代行の活用により、顧客がクレジットカードなどさまざまな決済方法の中から、都合の良い方法を選ぶことができるのが特徴です。例えばクレジットカードによる決済を企業が選んだケースでは、それぞれのクレジット会社と契約が必要になります。しかし決済代行を利用すれば、代行サービスが提携している分の決済方法をすべて利用可能です。両者にはこのような違いがあり、自社が何を求めているのかを考えてサービスを選ぶことが重要です。

請求書発行などの業務の多さに悩んでいる場合は請求代行を、顧客の支払いに関して利便性を高めたい場合は決済代行にするなど、違いをしっかり理解して選ぶようにするとよいでしょう。請求代行と決済代行の違いのことならこちら